社員インタビュー

MCLOGI-CIS(ロシア) 田中 裕貴

田中 裕貴

MCLOGI-CIS(ロシア)

2008年入社

海外で働ける喜びと不安


幼少期、父の仕事の都合でアメリカに住んでいた事があり、“人生の中で一度は父のように海外で働いてみたい”ということは漠然と考えていました。しかし、入社直後は特に海外勤務を重要視していたというわけではありませんでした。
海外で働く事を意識し始めたのは、社会人1年目の秋に、当時6年目だった私のインストラクターがドイツ赴任となり、一番身近な人が海外赴任となったタイミングでした。
その後、4年目~7年目で自動車メーカーへ出向する事となりましたが、年齢が近い先輩や後輩が次々と海外で働き始め、“自分も国内だけでなく、海外で働いて色々経験したい!”という思いが強くなりました。
海外勤務に興味を持ち始めてからは、“海外で働いてみたいです”と会社にも伝えていましたので、実際に赴任が決まった時はとても嬉しかったです。出向等を通じて得た自分の知識・経験・キャラクターをどのように海外で活かせるのか、非常に楽しみでした。
ただ、赴任先は日頃なかなか情報が入ってこないロシアという国、さらには首都モスクワではなく、地方のカルーガだったので、なおさら日々の生活や仕事での人間関係等が上手く出来るのか、という不安はありました。

ロシア赴任中の業務


当社海外拠点の1つであるロシア(MCLOGI-CIS/カルーガ支店)では、自動車メーカーのカルーガ工場関連業務が9割以上を占めています。簡潔に説明すると、日本とタイから出荷されるコンテナをエストニアに集約し、工場の所要日に合わせて 「Just In Time」 で鉄道もしくはトラックで納入する、という業務です。
私は自動車メーカーに出向していた頃に、このカルーガ工場の立ち上げに携わり、日本やタイからの出荷手配等の業務(≒ピッチャー)を行っていたので、今の業務はその受け側(≒キャッチャー)をしているイメージです。
小さなミスひとつで工場全体の生産を止めることにもなるので、緊張感がある中で日々業務を遂行しています。輸送業務そのものは前任の先輩が配下スタッフへの教育も含めて素晴らしい土台を作り上げて下さったので、私は出向時の経験を活かして、自動車メーカーのコスト低減活動に参加をしたり、業務改善をしたり、案件全体のコーディネーションに注力しています。各部品の所要日や貨物動静は日々状況が変わるため、都度パズルを組み立てて、最適だと考える輸送方法やトラブル対応策を提案しています。

海外で働くということ


日本で働いている時以上に、自ら考えて行動しなくてはいけないことが多いので、大きな責任も伴いますが、とてもやりがいを感じています。重大な出来事が発生した際も、誰かに相談する前にその場で全体を俯瞰しながら自ら判断するケースも多く、悩む事も多々ありますが、それが結果的に良い方向に進んだ際には充実感があります。
また、今までは少々指示待ちだった配下スタッフが目の色を変えて、物事に対して積極的に挑むようになってきたことが最近一番嬉しく感じています。日本と海外の働き方は別だと割り切ることは簡単ですが、やはり現地スタッフも含めて全員が同じ方向を向いて業務に取り組むことがとても重要だと実感しています。

オフの過ごし方


残念ながらカルーガは何も無い田舎街なので、どうしてもお酒を飲む機会は多くなります。これはMCLOGI-CIS(ロシア)で勤務をしているナショナルスタッフに限らず、カルーガに住むロシア人達も同じようです。
私と同様、自動車メーカーの駐在員もほぼ全員が単身赴任なので、寂しい者同士で会社の枠を超えて友達のようにお付き合い出来るのは楽しく感じています。現地には日本食レストランが無いので、皆で日本食(≒日本っぽい味付けの物)を作って持ち寄る「宅飲み」をするのが楽しみの一つとなっています。

今後の目標


ロシアでしか出来ない事をもっと経験したいという想いはありますが、幅広く色々な経験を積みたいという想いもあります。
私は自動車関係の業務に約10年間携わっていますが、お客様が変われば課題や求められる事もそれぞれ違いますので、他のメーカー企業様の物流業務にも携わってみたいです。
また、将来的には他の商材も扱ってみたいという気持ちもあります。一つのことを極めることは素晴らしいと思いますが、今はまだ様々なことを経験して、広い視野で物事を考えられる人になりたいです。
もう一つ、すごく抽象的な目標なのですが、MCLOGI社員である前に、一人の人間として、他者に良い影響を与えられるような魅力的な存在になりたいです。
自身の就職活動時代を振り返ると、“かっこいい社会人になる”とよく言っていた事を思い出しました。歳を重ねるにつれて忘れかけていましたが、改めて初心を大事にしたいと思います。

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